「冒険者たち」富山公演カンパニーは、昨日、無事、「とやま世界こども舞台芸術祭 2016」での公演を終え、帰京しました。
転換・場当たり・調整・ゲネプロ・撤収含めて、2時間(!)という、超過密スケジュールでの舞台稽古を乗り切り、高い集中力で臨んだ公演。
こどもたちは、緊張の中、ここ一番の勝負強さを発揮し、見事なパフォーマンスを披露!
48分のダイジェスト版でしたが、終演後は拍手と歓声が鳴り止まない、感動の幕切れとなりました。
特に海外からのお客様の反応が熱く、潮路の死の場面では嗚咽するほどに涙を流す方(特に男性!)が多く見られたのには驚きました。
字幕を出さず、あらすじを英訳したものを掲載したのみだったのですが、作品のメッセージが言語と文化を越えて伝わったのだと思います。

終演後、観劇された国際アマチュア演劇連盟アジア地区センターの朴完緒名誉会長がわざわざ楽屋を訪ねてくださいました。
「こどものミュージカルを見て、これほど感動したことはない。大人のミュージカルに引けを取らない迫力と質の高さだった。」と興奮した面持ちで講評をいただき、「もし機会があれば、韓国での演劇祭に招聘するオファーをしても良いか。」とまで言ってくださいました。いつかこの作品が海を渡る日が来るかもしれない! この数日間の緊張と、ここに至るまでの経緯を思い返し、涙が溢れました。
この経験を糧に、東京公演に向けて、さらに作品を練り上げていきたいと思っています。

ご期待ください!!